救急指定は、患者の状態によって1〜3段階に分けられています。その中でも、三次救急は、救急救命センターとも呼ばれています。2022年時点で救命救急センターは、全国で300施設配置されています。
救命救急センターの対応機関は、高度救命救急センター、地域救命救急センター、救命救急センターの3つです。中でも、高度救命救急センターは三次救急の中でも最も緊急性が高い患者が搬送されます。人員が十分にいること、必要設備が揃っていることから対応しています。また、搬送方法は、消防救急車、ドクターヘリです。365日24時間体制で患者の受け入れをしており、原則拒否はできません。
救命救急センターは、主な特徴は重篤な患者が対象となることです。心筋梗塞、心肺停止、多発性外傷など1秒を争う様な患者が多いです。複数の診療科が治療に参加することもあります。また、最新の医療機器が揃っていることも特徴の1つです。重篤な患者を助けるため、高度な医療が必要となります。なので、人口呼吸器、などが揃っています。
看護師の仕事としては、医師の補助が主になります。多くの患者が意識不明のままで搬送されるので、コミュニケーションを取ることが難しい場合も。時には亡くなってしまうこともあります。患者のご家族の心のケアも看護師の大切な仕事です。コミュニケーションが取れる状況であれば、ご家族とも積極的とることをオススメします。
重篤な患者が搬送される救命救急センター。重篤な患者の命を助けるためにも、最新の技術が設備されている病院が対応機関となります。